篁あろんは日々こんな感じのことを考えているのです。
劇団店じまい@第一回閉店セール、朗読「角筈にて」。通っているワークショップの講師陣が出演される朗読劇。浅田次郎原作の小説である。
浅田次郎というと映画化された「鉄道員」が評判良かったらしいのだが、主演が高倉健と広末涼子だとか、感動の名作だとか、そういう喧伝があると却ってなんか見に行く気になれず「へっそんな簡単にころころ感動するようなミーハーでは無いわ」などと天邪鬼なことを考えてしまう自分。
さて、その小説が映像化でなく朗読劇という形態で上演されるということで、今まで朗読劇を見たこと無いのでどんなものだろうという興味がまず一義に。
会場へ行くと、前列には知った顔がいっぱいである。みんなで講師の粗を探しに… 来たわけでは当然なく、勉強も含めて普段と違う雰囲気とその芝居を鑑賞に来ているのであった。
でその内容は。
いや、凄い。小説を読む、ということがこんなに凄く、感動するものだと思ってなかった。大きな動きも特別な舞台装置も無い、声だけの表現がこんなに良いものなのかと、自分でも勉強していながら改めて思った。
話しが父親とのことで、あんまり父親との良い思い出の無い自分としては複雑な思いもあったのだが、それを含めてもとても良かった。
あんなことが出来たらなあ。
さて、月見は無事終わり、行けるやつは居るか?とそのままカラオケになだれ込むことに。恋歌、じゃないや濃い歌をなんかいっぱい歌ったなー。
そのあと余力のあるメンツで更にファミレスに行って3時間半ほどうだうだ話した。べつに始発待ちではなく、店に行った時点でもう6時であり店を出たのは9時半ぐらいのことである。
我ながらよくついていけるなと思った。
酒の席でぽろっと「メイドカフェに行ったことあるよ」と言ったら、連れてけ連れてけと言われて仕方なく一緒にお茶を飲みに行くことになった。実際は前から行ってた喫茶店がなぜかある日突然メイドカフェに変わってしまっていてもの凄く躊躇した結果思い切って足を踏み入れたのだが、彼女らには「へーあろんさんそういう所好きなんや~」扱いである。まったく、誤解もいいところだ。
ま、行くとなったら楽しくないと仕方が無いので、待ち合わせてからニコニコと店に向かう。店は最近よく言われるような、砂糖やミルクを入れてくれたり「あーん」してくれたりするようなところでなく、メイド服の人がお茶のセッティングをしてくれる程度なのであるが、もともとちゃんとした喫茶店だったところなので味はちゃんとしている。紅茶も、そんなに多くは無いが5種類ほどは置いてあるので有りがたいのである。
三人でお茶とパフェを頼み「あのコ可愛い」だの「あのメイドには勝った」だの言いたい放題、レッスン時間ギリギリまでそんなことを話して過ごす。
レッスンは恙無く、な筈は無くへろへろになって終わりその後月見と言うことに。
先輩諸氏の企画してくれた中秋の名月観賞会である。といっても月を見ているのか、飲み過ぎて目の前に回る星を見る事になるのか。誰にも分かったもんじゃないのだが。
にゃー。
日曜日に行ってるレッスンのところでネコの様な愛くるしい人がいて。まぁネコかどうかはべつにいいのだがご飯を食べに行くことになったので服はどうしようとか考えるのはそれなりに楽しいことである。
彼女と話をしてると、これまでの芝居の勉強のこととか演技のこととか、今まで漠然とレッスンを受けていたことが、聞いてるうちになんか恥ずかしくなってきてしまった。真摯であるし真面目であるし真剣である。情熱的である。
ああなんかもっと自分もやりたい。自分を磨きたい高めたい、と素直にそう感じてしまった。今までの自分には無かった考えの動き方をした気がする。
人の考えに触れみると逆に自分を外から見つめられるようなこともあるのだなと、そんなことを思ったいろんな意味で感慨深い日であった。なんか文章にしづらいが、こういうのはとてもいい一日だ。
とまあそんなわけで、どんなわけやねん。そんなわけですよ。うぇっうぇっ。
と、テント師匠の物真似をしてみたりなんかして。
さあ今の職場での勤務も今日でお終いということで、送別会と、既に新しく入る人ももう来ているので一緒くたに歓送迎会が行われたので飲んで帰る。
あー明日からはちょっと楽。
参議院での郵政民営化法案否決に伴い衆議院を解散するという前代未聞の選挙戦が告示されたわけだが、自民・公明は郵政一本槍、野党側はそこを突かれると不利だとばかり年金や増税に重きを置くのだと論点のすり替えを行い、共産党は相変わらず無茶な主張をするわけだが。
それよりなにより選挙でマニフェストマニフェストと叫ばれるたびに、毎回々々北斗の拳2のでかいジャコウを思い出してしまうので勘弁してほしい。
急な電話で引継ぎ作業をすることになる。今度は今までやってた仕事を後任者に教える、という引継ぎ。
しかも実質およそ3時間ほど。それだけの為に往復3時間ほどもかけねばならずとても面倒くさい。
休みたいよ~~
8月末でやっと派遣も終わるということで、次の仕事の内容を聞くために本社でレクチャーを受ける。夏休み中なのだがまあ仕方ないですなぁ。
予定では二日ほどかかることになってたのだが、実際のところあまり伝える内容も無いからということで一日で全て終了になる。
あとの休みはゆっくりするか。
阪急三番街でイベントがなにやら行われていたのがどうやら終わったらしく、たまたま通りかかったらパネルを撤去していた。地下から紀伊国屋書店へ上がる階段のところ、いつもイベントが有る時になにか飾り付けてあるところである。
おもしろそうなので、解体してるおじさんに「これは撤去したら廃棄されるんですか?」と聞いたところ「もう次に行くとこ決まってるんですわ」と言われたので、あらそうなのかと思ったんだが、階段の反対側でも同じく解体していたので、じ~っと見ていたら別のおじさんが手招きをして呼び寄せてくれた。
これ持っていくか、と言われて「え、いいんですか。ありがとうございます」と遠慮なく戴く。解体してる兄ちゃんが「製作者冥利やな」とか言っていた。半分はネタなんだがなぁ
と、そんなわけで等身大パネル
知り合いが客演するから観に行こう、とお芝居に誘われる。場所は神戸の新開地。
いままで新開地というのがどこに有るのか、新開地寄席があるところと聞いた事があるだけで全然知らなかったのだがこれは思いの外遠かった。
三宮から電車内で合流という予定が、待ち合わせ時刻に遅れそうになりケータイのメールをやり取りしつつ慌てて飛び乗ってなんとか間に合った。
芝居の内容は、んーどう言えばいいのか。とにかく時代がどうなってるのかを考えるだけで前半は終わってしまった。よくわからんかったんである。ものすごく昔の西欧辺りの話しのはずが、なぜかテレビのプロデューサーみたいな肩からカーディガンを掛けた人なんかが居たりして。
最後の方はなんとなく引き込まれていってたので良かったけど。
いいな芝居。
夏の夜空を焦がす、とかお決まりの煽り文句も最初に考えた人は居るわけで、そういう言葉を出せる人というのは凄いなあコピーライターって良いなあとか思ったりなんかする夏の夜。
今日は淀川の花火大会である。ちょっと空が濁っていて雨が心配だが、なんとかもつかなどうかな。
今年は神戸の花火も同日開催だそうで、ひょっとしたらちょっと空いてるかなとか思ったのは考えが浅かった。ものすごい人出だ。と言っても淀川花火大会に来たのは今年が初めてなので例年どれくらい人が溢れているのか知らんのだが。
なるべく早めに行って夜店を回って、それから場所取りもしなくてはと思い、始まる二時間ほど前に一緒に観に行く事になっている人と駅で待ち合わせる。待ってる間も駅からはぞろぞろぞろぞろ人が出てきて雲霞の如き様相である。
それにしても最近の若い娘さんは丈の短い着物を着ておるなあ。実に格好悪い。
とか思っている間にお相手も現れたのでのんびりと会場へ。花火が上がるのは遥か先の方なのだが、河原に着いたらその遥か先まで延々人と店が連なっている。見ろ人がゴミのようだ!
せっかく店もいっぱい出てるのでぷらぷらと、冷やかしながら打ち上げ場所の方まで歩いてみることに。唐揚げを食べたり金魚すくいをしたりクレープを食べたり、しているうちにそろそろ時間かなという頃になったので改めて場所取りの為にちょっと戻る。近くの場所はもういっぱいになってるし、中途半端な場所だと鉄橋で見えないのです。仕方が無いのでだいぶ戻ったかなあ。
なんとか座れるほどの場所を確保したら暫くして打ち上げが始まった。けっこう離れたと思ってたけど、かなり大きく見えるほどの距離で丸く花開いた。人間が歩く距離だからそれほど遠いわけでもなかったみたいだ。
普通の丸い菊のような花火の他に、ネコとかドラえもんとかちょっとかわったやつもあっておもしろかった。
一緒に行った子は間近で花火を見るのが初めてだったそうだが、喜んでくれたようなのでこちらも一安心。よかったよかった。また機会があったら行きたいなー。
日本の法律では罪を犯しても一定の時間が過ぎるとその罪を問われることはなくなります。時効というやつです。なんで日本には時効なんて制度があるのかというのはなかなか難しい話しなんですが、兎も角今のところは時効が成立さえすれば起訴もできないんですよね。
ちなみに侮辱罪の場合、刑事が6ヶ月、民事が1年。名誉毀損罪だと、刑事が6ヶ月、民事は3年で時効だそうです。
打ち切りだの何だのややこしい話は、とりあえず来月末までということで落ち着いたらしい。俺もかなりダレダレやし、遠いし、眠たいし、煙草臭いし、もう行きたくなかったのでこれは有り難いんだが。
で。
日曜日。いつもならレッスンのある日なのだが今日はお休み。なんか時間を持て余してしまっていやホンマは部屋片付けるとか掃除するとかすること山積みのくせに飲みに行く。
こうして社会生活不適合人間が生成されていくのですなあ。
派遣で飛ばされてる先からうちの会社に連絡があって、月末までで終りとかなんとか言うらしい。おいおい、無茶苦茶やな。あと三日やで。
マシンのHDDが飛んだんでなんとか復旧しようと頑張ってたのに、もうこれ時間取れへんから入れ直し、って課長から指示出されたから仕方なく再インストールしたのに、データのサルベージだけでもでけへんかったんかと部長からクレームが来たらしい。
指示系統ぐらい統一しとけー
そんなわけで花火である。レッスン後浴衣に着替えた人も居り、夏らしくいい雰囲気である。花火も酒もかなり量が有るので相当飲んでも大丈夫な筈だ。
わいのわいのと飲んだり食べたり火を点けたり。アルコールが入って気が大きいのも手伝い、今まであんまり喋ったことが無かった人とも声を掛け合ったりして親睦が深まっていく夏の夜。
そのあとカラオケに行き喉が枯れそうなほど歌う。久しぶりだ。
しかし、花火のときにはどういうわけだか同期の人に、何度となく「一期のひとですか、二期の人ですか」と訊かれる。「いえ同じ三期です」と答えるとものすごく意外な顔をされるのであった。みんなと馴染んでるんだそうである。
たしかに入って一月そこそこのくせに準備の手伝いまでしてるぐらいなのでそれなりの付き合いではあるのだが、しかしここにはプロを目指そうという人も多いわけで、そういうところでは早く親しくなっておくのも要素としては意義のあることなのではないかと思ったりしたのだがどうだろう。
昨日は買出し今日は本番、という日。朝からおデートである。
といっても意中の人とかいうことではなく、紅茶好きな人がいてせっかくなのでアフタヌーンティーを楽しみに行ったのである。
朝から。
北浜にあるその名も北浜レトロというお店で、前前から一度行きたいと思いながら機会が無かった店である。彼女の家が近いのでこの店にした。開店は十一時なのだが三十分ほども早く着きすぎてしまい、仕方が無いので店の近くで本を読んで待つ。
その間母娘連れにTEC日調はどこでしょうかと訊かれたのだがそんなもの知るわけも無いので、見せられた地図を見る限りでは「あっちです」と超大雑把な案内をしておく。
そんなこんなをしているうちにお相手も現れ、ややあって店に入る。
店内での飲食は二階に通されるのだが、有名店なので大きなところなのかと思っていたらそれほどではなく、卓が十ほどの英国調のちんまりした雰囲気である。
さて、と徐にアフタヌーンティーを頼みにこにこと話しを進める。
その間にかなりお客が入ってきたので、こりゃ随分混むのかなあと思ったのだが、三分の二ほど席が埋まったところでぱったりと客が来なくなり、みんなまったりとお茶を楽しんでいるのであった。
それにしても殆どの客が朝からアフタヌーンティーセットを頼んでいたのはちょっと吃驚。
17 日に talk back の先輩たちが企画してくれた花火会があるのだが、何故だか買出し部隊として呼び出されてしまう。先輩諸氏とはそれなりに馴染んできたけど、いいのでしょうか。そんな簡単に信用しちゃって。
そんな、まだわたしたち知り合って一月しか経ってないのに、こんなことするなんて早すぎるわ。
逆剥けを千切ったら膿んでしまい、何か得体の知れない緑の液体が出てきたことがある篁です。(挨拶)
あんまり神社には詳しくないのだが、お神楽がありますとお誘いを受けたので行ってみる。知り合いの巫女さんである。
なるべく早く行けるように仕事を定時で終わらせたのだが、着いた時には残念ながらお神楽は終了していた。仕方なくうろうろしてたら知り合いの人が居たので挨拶し、一緒に巫女さんのところへ行く。普通の人でも普段見ているのと違って仕事着だったりすると印象が変わるところが、ましてや相手が巫女さんなら尚の事で、衝撃的であるとともに実に可愛い。ちょっと心が揺さぶられてしまった。萌えたりはしませんが。
他の人ならすっぱり無視するところだと思うのだが、お世話になってる姐さんから廻ってきたのでご回答。
1.Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
さて…? とりあえず MP3 だけだと 8GB ほどありました。
2.Song playing right now (今聞いている曲)
今は無音。いつもは入ってる MP3 を全部 Wyvern に放り込んでランダムでかけてるので無茶苦茶。「美しい星」(新居昭乃) のあとで「金太の大冒険」(つボイノリオ) が始まったりする。
3.The last CD I bought (最後に買ったCD)
BEGIN と Knowbodynows+ と あとなんかいろいろ
4.Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
「バンディリア旅行団」(平沢進)
「夢光年」(影山ヒロノブ)
「美しい星」(新居昭乃)
「LOVE SONG」(TOM★CAT)
「KILL THE FIGHT」(子門真人)
5.Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)
ここを見ることの無い人にしときましょう。
くぬえさま
こなつさま
ふじこちゃん
へこちゃん
ふぇ
ちょっと風邪をひいて、ミュージカル「モーツァルト!」を見に行く。ゆうべチャットをしているときに明日行かない?と誘われ、誘われるままに観劇したのであった。
これで一緒に行くのが好きな人だったり、そうでなくてもデートのお誘いだったりしたらかなり嬉しいところなんだが残念ながらそうではなく、彼女が見に行くための口実だったりする。行こうかどうしようかと思いながらとりあえず誘ってみたら、一緒に行くというので見に行くことになったのであった。
今日見ると3回目なのだそうだ。すごいパワーだなと思ったりしたのだが、劇場版ナデシコを15回見に行ったやつに言われる筋合いじゃないよな。
さてそれはそうと内容はどうだったかと。
とにかくミュージカルなどというのは、大昔に社会見学の一環かなんかで無理やり見せられて以来十数年ぶりのことで、理解できるのかどうか不安だったのだがこれは余計な心配だった。内容は難しくないし、歌もわりとストレートで初めての人間にも楽しめた。
ただ残念なことに目が悪いもんで、どれが誰なのか殆どわからないのはちょっと悲しい。流石に市村正親と山口祐一郎ぐらいはわかるけど、ほかの出演者はパンフを見るまで全然わかってなくて高橋由美子とか阿知波悟美とか西田ひかるとかまったく気づかなかった。
見終わってからお茶を飲んで話していたら、そろそろいい時間になってきた。
じゃあ帰りますか、とわたしともう一人は帰ることになったのだが、誘った彼女は劇場へ向かって歩き出すのだった。夜の部も見るのだ。
ぱわふる。
先週お誘いを受けたカラオケに行くのだが、その集合前に先般の「アロハだー」と声を掛けてくれた人とお茶に行く。せっかくなので久しぶりにムジカへ。やっぱり静かな店は良い。大阪駅から少し遠いのが残念である。
お茶とケーキでお腹も満たし、次はカラオケに行く。今日はマニアックカラオケなんだそうだ。
いったいどんな歌を歌うんだろうと思っていたが、名に恥じぬマニアックぶりである。
最初のレッスンの講師だったç先生が伊武雅刀の「銀座の爆発野郎」を歌い、おお自分以外でこの歌を知ってる人を初めて見た、と感嘆しつつ一緒に歌っていたら「何でこんな歌知ってるの?」と言われてしまった。
そのせいで行ったメンバーの仲で最も濃い人の部類に入れられてしまう。
有名やん。
先週呑んでいたとき「アロハなんだから来週もアロハで来るよな」「て言うかアロハで来い」とか言われ、せっかくなので昨日近所のイズミヤへ行ったついでにアロハシャツを購入しておいた。今日はそのお披露目である。
レッスン場へ行くと、あアロハやホンマにアロハで来た、とか言われる。来いって言うたやん。「おニューです」と言うと「流石や」と返される。アロハを着ただけなのに何がどう流石だったのかはわからんが、兎にも角にも先輩諸氏にはこれで完全に憶えられたようですっかり馴染んでしまい旧知の知り合いのようである。
アロハでなかったらたぶん解らんかったわ、というのはちょっとショボーン。
来週カラオケするからおいでと誘われ二つ返事で OK し、そんなわけで来週はカラオケである。
さて日曜はレッスンの日。今回はh先生、と言うか社長である。
考えてみれば、第一線で活躍中のプロから指導されるわけで何の経験もないど素人の身としてはそれだけでも身体が硬直してしまいそうなものだが‐‐実際そういう人 (社長目当てのファンの人) も居たのだが‐‐わたしは幸いなことに凄くファンなわけでなかったので、それなりの緊張ですんだ。声と身体が震えて変な汗が出たぐらいで。
ってこんなこと書いてこの日記を誰かに発見されたら怒られそうだなぁ。勿論賢雄さんは好きなのだが、わたしの好きな声優は窪田等(54)、堀勝之祐(64)、近石真介(74)、矢島正明(73)、家弓家正(73)、川久保潔(76)、大木民夫(77)といった方々で、そこから見ると賢雄さん(48)はまだ若い人の部類なのです。槐柳二(77)や柴田秀勝(68)や北村弘一(74)も好きだ。
そんなことはいいとして。
社長のレッスンは、聞いてはいたのだが押しまくりであった。通常、レッスンは二時間が二コマということになっているのだが、喋りが長くてつい指導に熱が入っていつも一コマで三~四時間、二コマ終わった頃には完全に夜になってみんなクタクタなのだそうである。この日も一コマ目が三時間半以上掛かっていた。
で肝心のレッスンの方は……実は緊張してよく憶えていない。なんかやたらと汗をかいていたのだけは間違いないのだが。
レッスンが終わり緊張でヘトヘトになってうすらぼんやりしていたら、なんかこちらを見ている先輩と思われる可愛い女性がいた。おいおいオイラに惚れちゃケガするぜ、などとあほな事をカマすだけの余裕は残念ながら残っておらず困って苦笑いをしていたのだが、なんと向こうから「アロハー」と声を掛けてくれたのだった。おお、ラブリー。
この日は後から思えば何を血迷っていたのか解らないが、押入れを開けた時たまたま目に付いたアロハシャツ、しかもとてもトロピカルな柄の黄色のアロハを着て行ったのであった。まだまだ季節は初夏なのに。そこに目を附けて声を掛けたらしい。
これはちゃんと返答しなければ男が、いや大阪人として名が廃るっ、と思い乾坤一擲「アロハオエー (^-^)ノ」とお返事すると、わー応えてくれたー、と喜ばれた。良かった。面目が保てた。
なんかこのやりとりが周りの反応が良かった様で、見ていた先輩諸氏の目がキラリーンと光った。イイもの見つけた、という感じである。
建物を出たところでみんながわいのわいのと喋っていて、そこに潜り込んで先輩たちと少し話しをしてそれから一緒に酒を呑みに行く。なんかみんなとてもフレンドリーでよく話す人たちなのでこっちも話し易く、つい調子に乗っていろいろと無駄なことをべらべら話していたような気がする。宴席上「面倒くさいからもうアロハでいいよ」と言われ、そこからずっとアロハアロハと言われてしまった。来週もアロハで来い、と言われて困惑する。アロハシャツなんてそうそう持ってるもんじゃないんだが。
今日はサークルの稽古が終わったあとでケーキの食べ放題に行く事になっていたので行く。梅田のデザート王国というわりと新しいところで、偵察も兼ねてのことである。
置いてあるのは、ケーキなどのスイーツのほかに、パスタやスープやフランスパンやらで、一つ一つのサイズが小さいので全種類制覇も簡単にできる。みんな思い思いに取ってきて食べているのだが、こういうときには性格が出るもので綺麗に取り分ける人やら山盛りにする人やらいろいろである。
それにしても、稽古のあとで何か食べに行くとき、サークルの活動そのものは普段どおりに終わった筈なのであるが、なんとなく稽古に身が入っていない様な気がするのは気のせいだろうと思いたい。
さて今日は2度目のレッスンの日。
今日の講師のy先生は、講師陣の中で一番コワイ人だと事前に吹き込まれていたので新入り連中は結構びくびくしつつレッスンを受けていたのだが、全然そんなことはなくて、他の講師が恐いこわいって言うからすっかり恐れられて困ったもんだとか言わはるのである。
この先生は主にナレーションの担当で、もちろん発声は基本なのだが、他にアクセントや鼻濁音や無声化についての勉強があり、更に実践のレッスンとしてナレーションを読むレッスンということになるんだそうである。
他の先生はどんなことをするのか、少しは聞いたのだがよくわからないので楽しみ半分不安半分といったところ。
きさらちゃんが仕事の都合で帰阪するというので集まり、呑みに行ったりラーメンを食べに行ったりした。
せっかく奈良まで行ったのに無鉄砲は移転しており、仕方が無いので彩華ラーメンを戴いて帰る。やっぱり奈良は遠い。
talk back では今日から新規に3期目のレッスンが始まるということで、未経験者としては非常にどきどきである。
講師はç先生。詳しくは知らなかったのだが、関西発のテレビや CM でナレーションを多くされているらしい。とにかく、初日なので様子見も含めて、3コマあるレッスンの最初の1つを見学させてもらうことにする。
1コマ目は実践のレッスンで、CMのナレーションの原稿を読むというのが今日の内容であるのだが。んむむ。なんか難しい。レッスンを受けている人たちが、こういうところは強調して、とか最後をぐっと抑えて、とか言われているのだが、聞いていてよくわからない。こんなんで大丈夫なのだろうか。数時間後には自分もそうなっているというのに。まぁとにかくあんまり考えても下手の考え休むに似たりと言うことだし成行きを考えながら受けようと思う。
そんなこんなで、2コマ目。基礎の基礎からということで、声を出しそれを相手に届けることを意識して前に出していこうとのこと。なんでもいいから目標を定めてそこに向かって届けることを意識しながら読んでみましょうと言われたので、たまたま前に置いてあった紙袋に印刷された犬 (たぶん柴犬) に向かい「じゃあ、そのポチに」と言ったら、ちょっと受けたのでほんの少し緊張がほぐれる。
3コマ目。ああ、なんか1コマ目の再現がされている……と思いながら原稿を読んでみるのだが、なんかもうボロボロである。一応1コマ目のときに聞いたことは意識しなければ、と思っていたことは、読み始めたらすべて忘れた。アクセントすら覚束なかったようで指摘されてしまった。
技術よりもまずは度胸と基礎をなんとかしなければと痛感して最初のレッスンは終わったのだった。
先日、ちょっと気になるアイツ (古っ) と電話をしていたとき、今日イベントがあるのだと聞かされる。でもこの日はワークショップの入所式なもんで流石に無理だと思って、用事があるからちょっと難しいなあと言っておいた。で、実際無理だと思ってたんだが時間を調べてみたら、会場に1時間ほど顔を見せるぐらいは出来そうだった。
で、また、うまい具合に会場までは定期で行けるのである。
これはいい伏線になったぞと思い黙ったまま会場へ行くと、入場受付に彼女とは別の見知った顔が二人。あ、こりゃどうも、と挨拶したら非常に照れていた。
で、そのままこっそり入場してやったら、なんだ開場直後の内部ってのはこんなに静かなのかと驚いた。落ち着いて考えてみれば開場してから更衣室へ行って着替えるわけだから当然なわけなんだが、コミケのいつも人で溢れ返っているコスプレ広場が印象に残ってるのでこれはこれで新鮮だ。周りは暇を持て余したカメコばっかりである(笑)
これはちょっと、出てくるまで時間がかかるのかなと思っていたのだが、あら、なんか目の前によく見る顔が。
もうすっかり着替え終わって準備万端整っているのである。
後で聞いたら、会場設営のバイトをして、それが終わったのでさっさと着替えたのだそうだ。
おはようございます、と満面の笑みで挨拶したら「ほぇぁっ」とか声にならない声を出してびっくりする。こういうサプライズは実に楽しいのだが、彼女の場合驚き方が大きいので更に面白くて好きだ。なものでついついやってしまうわけなのである。
人の殆どいない会場で、ちょっと喋ったり写真を撮ったりしているうちに彼女の相方 (コスの相方さん) もバイトの休憩になって出てきた。と思ったらもう1時間経っていた。そろそろ帰るわーと言うと、ほんまに1時間のために来たんや… わざわざ入場料とカメラ登録もして… と、ちょっぴり可哀想な人を見る目で見られつつ会場から見送られた。
さて吃驚させることも成功したし、あとは本日のメインの用事に向かわねば。
talk back、というのはどうやら音響関係の用語らしいんだが詳しいことは知らない。また調べておこう。と、そういう名前の声と演技のワークショップである。
もともと声優にも演劇にも興味はあったもののなんにもしてなかったわけだが、サークルでいろいろやってるうちにもっとやりたい気になったのが4月のはじめ。だいたいどこの養成所もワークショップも勉強会も、レッスン開始は4月からなわけで、そんなときにあちこち探し回っても殆どが受付を終了しているわけであり、それに養成所となると毎日通うのが前提だったりしてとてもじゃないけど無理なんだけれども、ここは週一回それも日曜日なので今の状況でも通えそうなのは魅力である。レッスン開始も5月からだし、あとレッスン料も高くないのはありがたい。
そんななんとなく不純な理由で行ってみたのだが、会場になっている会館は予想を越えた人数であった。なんでも今日来れない人も含めて新入生が80人ぐらいいるらしい。
入所のための振込みの確認やらレッスン受付の方法やらひととおりの説明と、全員の自己紹介に講師陣の話しと社長の話し、となんやかんやで3時間半ぐらいの時間が過ぎた。
しかしやっぱり、プロの発声というのはよく通るなぁ。
予想では1時間ちょっとぐらいで終わって、運がよければもう一回会場に戻ることも考えていたんだがこの時間だとすっかり終わってるので、とりあえずはメールをしてみることに。
どうやらイベントの後片付けも終わって梅田に出られそうなので一緒に晩飯食うことにする。なんか宮本むなしに行きたいらしい。諸般の事情でおごる予定だったので遠慮してるのかとも思ったんだが、ただ好きなんだそうだ。
わたしと彼女たちと3人でおっさんくさくメシを喰らい、みんな揃ってしんどいのでそそくさと帰る。
すごく濃いけどなんか微妙な、へんな一日だった。
稽古稽古。
サークルの練習で、なんやかんやのすったもんだの末、科白を覚えて動いて芝居として見れるものにするということに話しが進展して、この日はいつもの練習が終わってから「とりあえず台本全部録音してそれを聞いて覚える」ということで録音をする。
練習が終わってさらに少し話をしてからなので、時間は 21:30 ごろ。これから、台本丸ごと録音するのにさてどれぐらいの時間がかかるかなぁと少しの不安は心の隅に追いやってさっさと進めることに。
最初は、覚えた科白を、感情も入れてちゃんと話そうと言ってたのだが、これがなかなかどうして、遅々として進まないのであった。とにかくまずは全部録音することを優先しようと方針転換して、全部終わったのは夜中の 03:00 ごろだった。
徹夜でカラオケは何度でも経験があるが、でも今日はまだ木曜日。明日、いやもう今日になってしまっているけれども、金曜日は平日だから当然みんな仕事なのである。大丈夫なんだろうか。
わたしは思いっきり舟漕いでましたが。
大阪で長らく暮らしてたのだが中之島でまつりがあるということ自体知らなかった。中之島と言えば、遥かむかし即売会で公会堂に何度か行ったのと専門学校の卒業式があったことぐらいの思い出しかない。濃密な思い出だが…
出店とか変なアトラクションとかの他に短編映画の上映なんかもあって、一応こっちがメインということでサークルの人で遊びに行ったのである。
途中、出店に混じって上方落語協会による「天満天神繁盛亭」という常設の小屋 (寄席) 建設のためのカンパをやっていたので、落語好きの身としては素通りも出来ず \1,000- 入れた。いやっ!にいちゃんおおきに!稼ぎも少ないのに!なんていじられてとても嬉しかったり。
その後、お初天神の近くのスフレと紅茶の店でいろいろと話し、まだ話し足りないので居酒屋へ行って真剣な話しをする。
そんなわけで大型連休の最初の3日は、歌 → メイド → 酒 → 歌 → まつり → 酒、とハードで濃くて何かとどっぷりに始まったのであった。
高校の同級生が大阪に帰ってくるというので呑みに行く。いやぁ久しぶりやなぁなどと最初は気の置けない友人同士の会話だったはずが、酒が入るうちにあれやこれや上へ下への大騒動になり、カラオケでは壊れまくった挙句、最後にはへべれけになってタクシーで帰るという、まるで高校生の飲み会なみの迷走ぶりである。
いや高校でそんなことしたこと無いけど。無いよ。無いったら無いから。
サークルの人とカラオケに行ってから何故かe-Maid。
同伴者は女性なのだが、「メイドさん萌え。ハァハァ」とか言う面白い人である。
好きだと言われてしまい非常に困ったが。
大型連休の真中に普通に出勤。今日は確かに平日ではあるのだが……
ケチっ!